トランプ米前大統領 一族企業巡る不正訴訟で初証言し疑惑を否定「選挙妨害」と非難も(2023年11月7日)
アメリカ・トランプ前大統領の一族が経営する企業の不正を巡る民事裁判で、トランプ氏が初めて法廷で証言し、不正を否定しました。
トランプ氏やその一族が経営する企業を巡っては、所有する資産の価値を実際より高く偽り不正な利益を得たとして、ニューヨーク州の司法長官が2億5000万ドル=およそ370億円の返還を求めて提訴しています。
トランプ前大統領:「非常に不公平な状況だ。これは選挙妨害だ。馬鹿げている」
CNNなどによりますと、トランプ氏は「不正は法廷にあり、私にあるのではない」と自らの不正疑惑を否定し、訴訟は「選挙妨害だ」と改めて非難しました。
質問には答えず自らの主張を繰り返したトランプ氏に対して、判事が証言の打ち切りを警告する場面もあったということです。
大統領選挙まで1年となるなか、返り咲きを目指すトランプ氏は裁判を支持固めの機会として利用する一方で有罪判決が出れば、選挙戦への影響は避けられないことから、今後の裁判の行方に神経をとがらせています。
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