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女子野球部員がケージ下敷き…意識不明 事故グラウンドを「初めて使用」(2023年5月12日)
札幌市の高校の女子野球部員が倒れた野球器具の下敷きとなり、意識不明の重体となっている事故で新たな情報です。この女子野球部が事故があったグラウンドを使用するのは初めてだったということです。
■女子野球部員が下敷き 意識不明
札幌新陽高校・赤司展子校長:「キャスター付きのもので、人力で押して移動させるタイプのもの。生徒5人で押して運搬していたところ、ケージのバランスが崩れてそのケージが倒れました」
女子野球部で事故が起きたグラウンド。ケージは高さや幅などがそれぞれ2.9メートル、6メートル、2.5メートルとなっていて、金属製のパイプにネットを張った構造で一般的には重さが300キロを超えるものもあります。当時、女子部員は他の4人と移動させていたところ、バランスを崩して倒れたということです。
このグラウンドは札幌大学野球部が使用し、札幌新陽高校の女子野球部がここを使用するのは初めてだったそうです。
グラウンド関係者:「普段は(男性)4人で運んでいるけど、女子だと力がちょっと…。倒れてしまったのかなと思います」「(Q.女子高校生1年生が5人だと?)普段使い慣れてないと重いので簡単には運べないかなと。古いのでさび付いていたりして車輪も動かないので。だいぶ力を入れないと押しづらいかなと思う」
■「当時グラウンドに指導者3人」
12日午後に会見を開いた校長によりますと、女子部員の容体について頭を打つなどして意識不明の重体だといいます。また、当時はグラウンドに3人の指導者がいたと説明。
札幌新陽高校・赤司展子校長:「グラウンドを整備や練習準備で少し離れた場所にいた。3人の顧問が現地にいたがそれぞれの配置でいたと」「(Q.ネットと支柱どちらの下敷きになった?)ネットと支柱があるが、そこの下敷きになって皆すぐに救助したので下敷きの状態を注視している者がいない」
6日午前9時の札幌市は最大瞬間風速14.7メートルで、やや強い風が吹いていました。ただ、事故が強風によるものなのかどうかについて、学校側は経緯を捜査中のため「答えられない」などとしています。
札幌新陽高校・宮原祐輔教頭:「運び始めてから倒れるまでの詳しい状況に関しては警察が捜査をしている最中なので、この場での回答は控えたいと思う」
■バッティングケージ扱い注意点
バッティングケージの扱いについて、他校の野球部での取り組みを取材しました。
最も注意しているのはバランスを崩さないよう運び手が車輪の向きをしっかり確認することだそうです。
札幌創成高校野球部・戸出直樹監督:「4人でそれぞれの鉄柱を持って移動するという形でやっている。車輪の向きもそうだし、老朽化とか押していても途中で止まったり、タイミングがズレるとケージも揺れるので。慣れていないケージや違った種類はちょっと難しいと思う」
今回、事故が起きた札幌新陽高校の女子野球部は全国大会にも出場する強豪チーム。学校では今後、生徒の保護者らに説明会を開き、原因究明と再発防止に努めるしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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