「核実験」前段階と伝える ミサイル発射に韓国報道(2022年10月4日)
韓国メディアは、今回の弾道ミサイルの発射について、「核実験」に踏み切る前段階だと伝えています。ソウル支局から報告です。
(井上敦記者報告)
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は4日朝のぶら下がりで「北朝鮮の無謀な核挑発は韓国軍と同盟国などの決然たる対応に直面するだろう」と強く牽制(けんせい)しました。
韓国軍によりますと、発射地点は北部の慈江道(チャガンどう)・舞坪里(ムピョンリ)一帯で中距離弾道ミサイルとみられるもの1発が発射され、距離4500キロ、高度970キロ、速度マッハ17で日本上空を通過したということです。
中距離弾道ミサイルだとすれば1月30日以来で、専門家は発射地点などからグアムが射程に入る「火星12」の可能性を指摘しています。
また、韓国メディアは今回の発射を今後、火星15や17などの「より飛距離の長いICBMの発射」や「核実験」に踏み切る前の段階だと伝えています。
韓国の情報機関「国家情報院」は、北朝鮮による7回目の核実験について「実験場のある豊渓里(プンゲリ)の坑道は完成していて、時期は中国共産党大会とアメリカ中間選挙の間になる可能性が高い」と指摘しています。
北朝鮮による挑発は今後も続くとみられ、金正恩総書記がいつ核実験に踏み切るのかに注目が集まっています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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