3歳未満の子どもがいる家庭 所得税を引き下げへ 中国(2022年3月29日)
少子高齢化への懸念が強まる中国では3歳未満の子どもがいる家庭に対し、所得税を引き下げる政策が始まります。
中国政府は28日、今年1月以降に3歳未満の子どもがいる家庭に対して所得税を子ども1人につき毎月約1万9000円、控除すると発表しました。
教育費や住宅価格の高騰などを背景に出産を思いとどまる人々の不安を解消する狙いがあります。
長らく「一人っ子政策」を進めて人口を抑制してきた中国ですが、今年にも人口減少に転じるとの予測も出ていて、去年からは夫婦一組につき3人を出産することを推奨しています。
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