【能登地震】新学期も学校再開めど立たず 玄関は救援物資の保管場に(2024年1月9日)
多くの学校は9日に始業式を迎えますが、被災地では学校再開のめどが立っていません。志賀町から報告です。
(武居宏志記者報告)
志賀町の富来中学校です。ここは学校の玄関です。本来なら9日、元気に登校してくる学生の姿が見られるはずでした。
しかし、学校は避難所になっていて、玄関は救援物資の保管場所となっています。
この中学校にはおよそ100人が避難しています。小中学生は7人ほどいるそうです。
9日朝、避難している中学1年の女子生徒に話を聞くことができました。「勉強道具は持って避難して来ているが、勉強する気にはなれない」「気晴らしにSNSなどを見ることが多い」と話していました。
1時間ほど前には中学3年の生徒が姿を見せました。どうしたのか聞くと「高校受験の面接の練習に来ました。頑張ります」と話していました。
志賀町の4つの小中学校は今月23日の再開を目指していますが、まだ先になる可能性があるということです。
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