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浜辺に突然“全長16m”巨大クジラ 死因不明 カリフォルニアで異変(2023年12月12日)
■浜辺に突然 全長16m巨大クジラ
全米各地で相次ぐ自然災害。西海岸のカリフォルニア州では大規模な山火事が発生。東京ドーム200個分以上の広さまで燃え広がっています。
そのカリフォルニア州のビーチで、あるものが打ち上げられているのが見つかりました。重機によって海に戻されようとしているのはクジラ。全長およそ16メートル、世界で2番目に大きいナガスクジラの雌で、発見された時、すでに息絶えていたといいます。
生物学者:「人間が原因で死んだわけではないようです」
船のスクリューなどで付いた傷は見当たらず、今のところ死因は分からないままです。
■海水浴客が大挙…クジラにタッチ
さらにオーストラリアでも…。エメラルドグリーンの海に浮かぶクジラ。泳いで近付き、無防備に触る海水浴客たち。潮を吹くクジラに驚く姿も。普段、姿を見せない人の多いビーチに現れた体長15メートルのマッコウクジラ。その後、沖合へ消えていったといいます。
しかし、この数日後、再び海岸に姿を現したのです。映像からかなり弱っているように見えます。
なぜ、各地でクジラの座礁や海岸への接近が相次いでいるのでしょうか。専門家は海水温の上昇でクジラの餌(えさ)の場所が変わり、影響を及ぼしている可能性を指摘。
■オーストラリアに“猛烈サイクロン”
クジラが現れた日、シドニーでは熱波が襲い、12月の平均気温を15℃上回る40℃を観測したのです。
オーストラリア アンソニー・アルバニージー首相:「シドニーなど東海岸の気候は気候変動と関係している」
エルニーニョ現象の影響により、オーストラリアでは熱波だけでなく北東部ケアンズ付近で異常に早くサイクロンが発生。この時期、オーストラリア沖でこれほど勢力の強いサイクロンが発生したのは1900年の観測以来、初めてだといいます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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