台湾総統選まで3か月 与党候補リードする中、野党は“共闘”の動きも調整は難航|TBS NEWS DIG
台湾政府のトップを決める総統選挙まで3か月となりました。与党・民進党の候補予定者がリードする中、政権交代を狙う最大野党・国民党は劣勢を跳ね返すべく、第3勢力との共闘を模索しています。
台湾総統選は来年1月13日が投開票となります。
中国に対し厳しい姿勢を取る与党・民進党からは副総統を務める頼清徳氏。
中国と融和的な政策を掲げ政権交代を狙う最大野党・国民党からは、台湾で最大の人口を誇る新北市の現市長、侯友宜氏。
そして、第3勢力となる民衆党からは前台北市長の柯文哲氏が出馬を予定しています。
台湾総統は1996年から直接選挙によって選ばれ、これまで民進党と国民党の実質「一騎打ち」が続いていましたが、今回は異なる構図です。
最新の世論調査では、▼民進党の頼清徳氏が38.1%、▼国民党の侯友宜氏が20.5%、▼民衆党の柯文哲氏が24.2%となっています。
台湾のインターネットメディア「美麗島電子報」は今年7月以降、50回の調査を行っていますが、全て与党・民進党の頼清徳氏がトップとなっています。
また、第3勢力の柯文哲氏が若者から安定した支持を集め、侯友宜氏をリードしていますが、野党が苦戦する状況に変わりはなく、国民党と民衆党との間で“共闘”を模索する動きも出ています。
台湾メディアによると、侯氏側は柯氏側に立候補を取りやめるよう持ち掛けているということですが、柯氏は「世論調査で支持を得ている方が総統候補になるべき」としています。
総統選は来月20日から立候補の届け出を受け付ける予定で、iPhoneの受託生産などで知られる「フォックスコン」の創業者・郭台銘氏も無所属での出馬を表明、立候補資格を得るための署名を集めています。
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