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新型コロナ「5類」移行後…初の忘年会シーズン 居酒屋の予約は“コロナ禍前”水準に(2023年12月1日)
新型コロナウイルスが「5類」に移行してから初めての忘年会シーズンに突入。今年の忘年会事情を取材すると、世代間の意識に変化が出ているようだ。
■新橋の居酒屋…予約はコロナ禍前の水準に
師走を迎え、今年も残すところあと1カ月。サラリーマンの街、新橋の居酒屋は、すでに“忘年会気分”だ。
新型コロナウイルスが5類に引き下げられて初めての忘年会シーズンを迎える。街のみなさんは、今年の忘年会はどうするのだろうか?
会社員(60代):「忘年会はやる予定です」「(Q.忘年会の良さは?)コミュニケーションですね」
今から忘年会に参加:「(Q.今年、忘年会ってあります?)きょうです。今からです」「20人ぐらいかな」
会社員(50代):「去年よりも倍以上の予定になっています」「(Q.何人ぐらいの忘年会?)少数もあれば、多めのものもあったり。久しぶりに会ったり、顔合わせもあったりするのでいい機会だなと思っています」
東京・新橋にある居酒屋では、カレンダーが忘年会の予約の書き込みで埋まるなど、コロナ禍前の水準に戻りつつあるという。
根室食堂 平山徳治店長:「平均で一日3組ぐらいは、予約をいただいてるペースですかね。ありがたいですね。活気で出てくれば、こっちもやる気が出ますからね」
■若い世代の声は「もういい」
忘年会を楽しみにしている人がいる一方で、若い世代からは…。
今から忘年会に参加:「しばらく、2年ぐらい交流がなかったので。そういう意味では、みんなで楽しく食事しながらは良いと思いますけど、感染の心配なんかが全くないかと言えば、インフルエンザとか他の病気もあるので。そういう意味では、あまり長居したくない」
不動産関係(20代):「昔は会社の忘年会してましたけど」
不動産関係(30代):「コロナで全然しなくなっちゃったから、忘年会のイメージはもう、ない」
不動産関係(20代):「もういいって感じ」「(Q.もういい?それは何で、ですか?)疲れちゃうのと、同じメンバーだから、そんなに何回も行かなくてもいい」
不動産関係(30代):「普段からご飯食べてるから」
■高度経済成長期、バブル期の忘年会は…?
では、これまでの「忘年会」は、どんなものだったのか?過去の映像から振り返ってみる。
今から56年前の1967年、年の瀬を映したニュース映像だ。
高度経済成長期のマイカーブーム。飲酒運転を取り締まる警察官の姿が紹介されていた。
第1次オイルショックがあった1973年には、不況に負けず高級ホテルでビュッフェスタイルの忘年会を開く企業が紹介された。
バブル経済真っ只中の1989年には、浅草の料亭で唄や踊り、三味線など華やかな忘年会も行われた。
そして1993年、バブル崩壊後の銀座では、忘年会で飲み歩くことに引け目を感じる場面もあった。
シメは屋台のラーメン。そして最終電車で爆睡し、終着駅まで行ってしまうお父さんたちもいた。
様々な時代で、年の瀬の恒例となってきた忘年会。ミドル世代は、若者の意識の変化に…。
IT関係(40代):「やっぱり顔を合わせて飲むっていうのも、いかに楽しいかということを、僕らは知っているんですけど、知らない人たちに知ってもらいたいんですよね」「(Q.やはり最近入った人たちは)そうなんですよ。だから、それに緊張しちゃって、一緒に行けないとか、飲み会めんどくさいねとかになるんじゃないですか。『そうじゃないよ!』ということを知ってもらいたいですね」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年12月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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