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職人は70歳↑…チーズケーキ店 定年後のセカンドキャリアに「高齢者も貴重な働き手」(2023年9月25日)
少子高齢化が進む日本では、働く人の7人に1人が65歳以上となっています。高齢者も貴重な「働き手」である状況のなか、職人全員が70歳を超えている異色の人気チーズケーキ店を取材しました。
■職人7人…全員が65歳以上の高齢者
東京・目黒川沿いにある、チーズケーキ店「ヨハン」。店に入ると、おいしそうなチーズケーキがズラリと並んでいます。平日でも客足が絶えない人気店です。
常連客:「4種類それぞれ違った味があって、風味があってすごくおいしいです」「どこに贈っても大丈夫。おいしいです」
1978年の創業時から変わらない味で、「おいしい」と評判のチーズケーキ。作っているのは、おじいちゃん。こちらも、おじいちゃんです。
日本は今、働く人の7人に1人が65歳以上ですが、この店は職人7人全員が65歳以上の高齢者。平均年齢はおよそ73歳という、「おじいちゃんのチーズケーキ店」なのです。
しかし、なぜこの店には、高齢者の職人しかいないのでしょうか?
ヨハン 和田哲代表:「若い人じゃなくて、定年退職されて、その後に家にいるのもどうかという方々。それから何か新しいことを第二の人生でってみたいと、そういう方々がいらしています。父が会社を退職いたしまして、家でいるのもどうかと思って、チーズケーキを始めた」
96歳で亡くなる直前まで働いていたという、創業者の和田利一郎さんの意向で、「ヨハン」は定年退職を迎えた人たちのセカンドキャリアの場という役割も担っています。
今、働いている人たちも、定年まで別の仕事に従事していて、そのジャンルも国鉄や住宅販売、セキュリティー系や高校の教師など、多岐にわたります。
最高齢はこのお2人で、84歳です。
樹脂製造会社で資材調達などを担当 小林隆吉さん(84):「会社員の時は、今よりも大変だった。今のほうが逆に言えばね、気持ちも楽しい」
樹脂製造会社で電話機製造などを担当 高野袈裟松さん(84):「(Q.何歳まで働きたい?)特に時間的には考えていないけれども、できるだけ長くかね。そんな感じ」
■“こだわり”で…「おいしさ」守り続ける
もともとチーズケーキを作ったことはありませんでしたが、今では20年以上のキャリアを誇る立派な職人となりました。作り方もこだわっています。
小林さん:「焼く時間も分量も全部決まっていて、それを必ず守っていかないと、味のばらつきがあるといけないので。そういうことで、こだわってやっています」
レシピ通りに忠実に作ることで、開店から40年以上経っても変わらない「おいしさ」を守り続けています。
働き手も高齢化が進むなか、彼らは「働くこと」をどのように捉えているのでしょうか?
高野さん:「やっぱり働いているほうがいいねとか、そういう話は出ますね。おいしいなんて話が返ってくるとね、ちょっとうれしくなりますよね」
小林さん:「ケーキを作って喜んでもらって。人のためになっているということで、最終的には、人間は人のためになるということに意味があると思う」
(「グッド!モーニング」2023年9月25日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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