ボールの見え方がいい大谷翔平絶好調で週間MVPオールスターファン投票はダントツ1位キープNスタ解説TBSNEWSDIG

ボールの見え方がいい大谷翔平絶好調で週間MVPオールスターファン投票はダントツ1位キープNスタ解説TBSNEWSDIG

「ボールの見え方がいい」大谷翔平、絶好調で“週間MVP”!オールスターファン投票はダントツ1位キープ【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

大谷翔平選手が「投打二刀流」で先発出場し12奪三振の力投を披露しました。絶好調な大谷選手、オールスターのファン投票もダントツの1位をキープしています。好調の理由とは?解説です。

■好調のワケは? 先週は「週間MVP」

井上貴博キャスター:
大谷選手本人も「今日のピッチングはすごく良かった」という風に話していた通り、もしかすると“調子が一番いい日”だったと言えるかもしれません。

ですが、相手チームにわずかな失投をホームランにされたことと、味方が相手チームに抑えられたことで0対2で試合は敗れました。7回1失点12奪三振の力投も3敗目を喫するということになりました。

数字を見ると現在の成績、バッティングは打率.292、これはリーグで10位。
そして打点が58、1位タイ。ホームラン24本というのは、ダントツの1位です。

リーグの本塁打ランキング見ますと
1位:大谷翔平選手 24本
2位:アーロン・ジャッジ選手 19本
3位:ルイス・ロバート選手 18本

2位のアーロン・ジャッジ選手はいま怪我していて試合に出られてない状況なので、大谷選手とかなり差が開いています。

そして6月21日、各社大きく取り上げたのが「週間MVP」に選出されたというニュース。
その成績が▼打率.435▼打点12▼本塁打6本。ピッチャーとしても、6勝目を挙げたということで、文句なしの受賞になりました。

なぜこんなに調子がいいのか。大谷選手本人は「(ボールの)見え方がいいので、やっぱり構えの段階で、結果うんぬんではなくて、なるべくしてなっている感じがいいんじゃないかな」と話しています。

ホラン千秋キャスター:
これだけの準備を普段から積まれてる方なので、その結果、こうなるべくしてなっているということなのかな。

井上キャスター:
この感覚が分かっていたら、私も赤坂でサラリーマンしていなかったんだろうな、と思います。全くわからないですよね。

ホランキャスター:
いいものじゃないですか、赤坂でも。「大谷選手、今日打ったかな?打てなかったかな?」とか、「投げたらどうだったかな」と皆さん楽しみにされてますからね。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
「二刀流」と言い出したときの「二刀流」というのは多分、宮本武蔵から来てるのかなと思っていましたけど、さっきの発言を見ても、僕らがもう分からない境地の宮本武蔵的な発言のように聞こえてきますよね。悟りというか、“戦う前に全てを決している”みたいなのは、宮本武蔵に通じるところもあるかもしれない。

井上キャスター:
大谷選手は確かによく言うのが、「構えの段階で8割5分ぐらい勝負決まってるんだ」と話すんですよね。よく見てみると、試合ごとにちょと手の位置が低かったり、足がちょっと開き気味だったり、という。それによって勝負は決する、と。そういう感覚なんだそうです。

■オールスターゲーム出場は? ファン投票は1位をキープ

井上キャスター:
そしてこの先、楽しみなのがオールスターゲームです。
6月21日時点での第2回中間発表で票数が明らかになりました。DH部門でダントツです。

【MLBオールスターゲーム ファン投票第2回中間発表 DH部門】
1位:大谷選手 188万5144票
2位:ベルト選手 49万7887票

大きく差が開いています。最終結果として、第1ラウンドの結果は6月23日に発表されます。野手各部門で最多得票を取った時点でスタメン出場が決定します。
つまり、DH部門でダントツ1位。このままいけば、ということになりますが、もうほぼスタメン出場は確定的。アメリカンリーグ全体で見ても得票数は大谷選手がトップですので、やはり“世界一の選手”であるというのは、こういったところからも立証されているということなんだろうと思います。

そして投手などを含めた全メンバーは7月3日に発表されます。
オールスターゲームには2年連続で出場しています。2022年はオールスターで初ヒット、2021年は史上初の二刀流で出場。

あとは、ホームランダービーに出るのかどうか、というのも注目されています。2021年は出ました。ホームランを打とうとすると、少しフォームが崩れるということで後半戦不調になりがちなので出場を辞退する選手がいる中、大谷選手は出場しました。しかし、後半戦で失速してしまった。この教訓があったために去年は出場を辞退しています。今年どうするのかというのも、注目なのかもしれません。

ホランキャスター:
私達からすると「ホームランダービー」という1つのイベントに出るということが、その後の後半戦に大きく影響してくるというのは、ものすごい繊細な中で野球を行っているんだなと、ちょっと驚きませんか?

今村さん:
自分に置き換えればが思いつかないから、なんでしょうね。僕で言うと俳句書きまくったら小説書けなくなるみたいなことですかね?もっと何かレベルが高いことのような気がしますけど…

ホランキャスター:
すごい世界なんだな、と。アスリートの皆さんそれだけ緻密に体を作り上げているんだなということをなんか実感します。

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