初夏の風物詩 三社祭が“復活” 浅草を包む熱気 外国人観光客も“興味津々”(2023年5月19日)

初夏の風物詩 三社祭が“復活” 浅草を包む熱気 外国人観光客も“興味津々”(2023年5月19日)

初夏の風物詩 三社祭が“復活” 浅草を包む熱気 外国人観光客も“興味津々”(2023年5月19日)

 19日から始まった「初夏の風物詩」三社祭。4年ぶりの本格復活で浅草の街が熱気に包まれています。

■初夏の風物詩 三社祭が“復活”

 19日午後5時すぎから始まった神輿担ぎ。初夏の風物詩、浅草の「三社祭」です。今年は4年ぶりにコロナ禍前とほぼ同じ規模で開催。700年以上受け継がれてきた伝統の祭り。本格的な復活へ、その初日を追いました。

 浅草寺の本堂。その隣にある浅草神社の例大祭が「三社祭」です。コロナ禍前には例年150万人以上の見物客が押し寄せ、道路が埋め尽くされるほどでした。ところが新型コロナの感染拡大で2020年は祭りを秋に延期し、神輿をトラックに乗せて巡行。おととしは緊急事態宣言の延長で街を巡ることも中止に。去年も町内での神輿担ぎは見合わせました。それだけに今年は祭りに参加する人々の思いはひと一倍。

■雨のなか神輿担ぎ 浅草を包む熱気

 子ども神輿を担ぐのは地元の幼稚園に通う園児たちです。外国人観光客も釘付け。ところが、その直後、あいにくの雨。その影響は初日の名物行事にも…。三社祭恒例の「大行列」です。おはやし屋台や浅草芸者たちが列を作り、練り歩きます。「大行列」は仲見世も通る予定でしたが結局、雨で中止に…。すると、午後になり、おはやしの音色が響き渡ります。町会が独自に回ることにしたのです。

 浅草中央町会あやめ連・雑賀昭裕会長:「素晴らしいお祭りにしたい。一生懸命、努力したい。お祭りを通して日常に戻ってくれれば、こんなに良いことはない」

 19日午後5時からは4年ぶりに各町会の大人神輿が盛大に行われています。祭りの最大の見せ場は最終日の日曜日です。
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