三井物産 初の純利益1兆円突破 資源高や円安で(2023年5月2日)
総合商社大手の三井物産は今年3月までの1年間の決算で、最終利益が初めて1兆円の大台を超えたと発表しました。
三井物産・堀健一社長:「当社は23年3月期基礎営業キャッシュフロー1兆2055億円、当期利益1兆1306億円といずれも過去最高を達成し、ROE(自己資本利益率)は18.9%に到達しました」
三井物産が発表した今年3月までの1年間の決算は最終的なもうけを示す純利益が前の年度に比べ23.6%増え、1兆1306億円と初めて1兆円の大台を突破しました。
ロシアのウクライナ侵攻で石炭や原油、ガスなどの資源価格の高騰や円安がプラスに寄与しました。
また、会見で堀社長は先月、日本を訪問したアメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏と会談したことについて次のように述べました。
三井物産・堀健一社長:「どのように当社がその経営資源を配分して、そしてどういった事業モデルや特性を持って仕事を取りにいっているかと、直接説明する機会として良かったのですが、そこはご理解いただいている印象を受けました」
バフェット氏は日本の大手商社5社に投資していることから、三井物産の将来の低炭素社会に向けた取り組みなどについても意見交換したということです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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