帰ってきた「びんずる尊者像」 防犯対策し善光寺・本堂へ(2023年4月10日)
5日に盗難被害に遭った長野市・善光寺の「びんずる尊者像」が5日ぶりに本堂に戻ってきました。
「びんずる尊者像」は5日の朝盗まれ、およそ3時間後に容疑者の男が窃盗の疑いで逮捕されました。
翌日には警察から善光寺に引き渡されていましたが、寺の防犯対策の見直しなどを経て、10日、本堂へ戻ることとなりました。
白い布に包まれた「びんずる尊者像」は本堂に安置されると、法要が営まれるなか布が外されました。
法要が終わると、触れようとする大勢の参拝者で列ができました。
善光寺・林明晋寺務総長：「すぐに解決して、びんずる尊者像がお帰りになったことは大変安堵（あんど）しています」
善光寺は今回の被害を受けて、センサーや防犯カメラの増設、警備体制などを見直したということです。
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