大阪・桜の通り抜け 天気は恵まれずとも「雨の桜もまたキレイ」(2023年4月7日)
7日は西日本の各地で今年一番の大雨となるなど、列島は「春の嵐」となっています。このあいにくのお天気のなか、大阪では春の風物詩「桜の通り抜け」が始まりました。
■大阪 春の風物詩「桜の通り抜け」
毎年、多くの人が楽しみにしている大阪の造幣局の「桜の通り抜け」。7日から一般公開が始まりました。ですが…、残念。7日は朝から雨。桜雨となってしまいました…。
桜を見に来た人:「雨ですね。毎年来てるんですけど雨は初めてで。でも雨の中、桜きれいでした」
また、7日の一般公開に先駆けて、6日にお年寄りや障害のある人などを対象に「特別観桜会」が開かれました。
桜を見に来た人:「なかなか来る機会がなくて、応募も抽選もすごく大変って聞いていて、ようやく来ることができました」
■“339本のトンネル”感動の声も
「桜の通り抜け」は川沿いに南門から北門まで長さおよそ560メートル。特徴は多くの品種が楽しめること。140品種、339本の桜が植えられ、ピンクや白で彩られた桜のトンネルが訪れた人を包み込みます。
造幣局が選ぶ今年の桜は東京・荒川堤の「松月」。八重桜の中では最も優美な品種として知られます。
コロナ禍で2020年から2年、中止されていた「桜の通り抜け」。感染対策として、去年に引き続き、今年も事前申し込み制でした。ただし、今年は上限人数を緩和し、今月13日までおよそ24万人の人出が見込まれています。
「桜の通り抜け」は1883年に当時の造幣局長の「市民とともに楽しもう」という言葉から一般公開されたのが始まりです。大正に入ると来場者も増えました。戦争による中断などを経て、今では桜の名所として全国から来場者を集めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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