代表質問始まる 野党はオミクロン対策や文通費など追及
国会ではきょうから、岸田総理の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まりました。野党側は、政府のオミクロン株対策などについて岸田総理を問いただしました。
立憲民主党 泉健太代表
「立憲民主党は当初から官邸の『司令塔機能の強化』を提案して参りました。しかし、総理は悠長に『6月を目途に』と演説いたしました。遅すぎて驚いております」
岸田文雄首相
「現下の危機対応を行いつつ、これまでの対応を客観的に検証し、広く関係者と協力の上、検討するためには必要な期間であると考えております」
立憲民主党の泉代表は、岸田総理が6月をメドに感染症に対する司令塔機能を強化すると主張していることについて、「遅すぎる」と批判しました。これに対し、岸田総理は「これまでの対応を客観的に検証するために必要な期間だ」と反論しました。
また、国会議員に月額100万円支払われるいわゆる“文通費”について・・・
立憲民主党 泉健太代表
「議論を長引かせることなく、全議員共通のルールを作り、使途を公開すべきと考えます。総理も是非そうした指示を党にしていただけませんでしょうか」
岸田文雄首相
「全議員共通のルールをつくるべきであると認識をしております。そのため、各党各派における真摯な議論を通じて合意を得る努力を重ね、結論を出していただきたいと考えています」
泉代表は文通費の「使途を公開するよう党に指示して欲しい」と求めましたが、岸田総理は「各党各派が議論を通じ結論を出して頂きたい」と述べるにとどめました。(19日15:21)
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