オミクロン亜種BA.2「症状に明らかな差はないとみられる」(2022年2月7日)
従来のオミクロン株「BA.1」と、より感染力が強いとされる亜種「BA.2」について「症状に明らかな差はないとみられる」とする調査結果が報告されました。
国際医療福祉大学成田病院は去年12月から先月15日までに病院で陽性と判明したオミクロン株の患者86人を調べました。
その結果、4分の1にあたる22人が亜種のBA.2だったことが分かりました。
フィリピンやインドなどから入国して陽性が確認された人のほか、発熱外来で感染が分かった人もいたということです。
22人は全員、軽症か無症状で、なかにはワクチンを接種した人でも喉の痛みやせきなどの症状が確認されました。
だだし、重症化リスクがなければ、BA.2の患者は軽症以下でとどまる例が多く、「従来のBA.1と症状に明らかな差はないとみられる」としています。
BA.2は従来のものと変異の数が異なり、検査で検出ができない場合があることから「ステルスオミクロン」とも呼ばれています。
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