「蚊なり取れます」自動捕獲装置 帝京大学のチームが開発 発明コンテストで最高賞(2023年3月17日)

「蚊なり取れます」自動捕獲装置 帝京大学のチームが開発 発明コンテストで最高賞(2023年3月17日)

「蚊なり取れます」自動捕獲装置 帝京大学のチームが開発 発明コンテストで最高賞(2023年3月17日)

 “か”なり取れます。自動で蚊を捕獲する装置を大学生らが開発しました。

 数匹の蚊が容器の上を飛んでいます。次の瞬間、突然ふたが閉じ、見事捕まえることができました。

 蚊が吸い寄せられるように集まって来ることから「“蚊”なり取れます」と名付けられたこの装置。

 開発したのは帝京大学・蓮田裕一教授の研究室の学生チームです。

 カイロやドライアイス、それに汗のにおい成分で人間の呼吸などを再現して蚊をおびき寄せ、自動で捕獲します。1回の稼働で7匹の蚊を捕まえたこともあるそうです。

 5年前から開発を始め、歴代の学生によって少しずつ改良が重ねられた結果、日本産業技術教育学会が主催する発明コンテストで、今年度の最高賞を受賞するにまで至りました。

 帝京大学理工学部・蓮田裕一教授:「蚊に刺されると牛の乳が出づらくなるらしい。私と(研究室の)和地君は牛乳が大好きなんで、ぜひ牧場で使いたい」

 学生たちは、蚊による感染症予防につながればと引き続き改良を進めていきたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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