“弾薬庫”に芸術作品 台湾軍の「トーチカ」跡地などを利用した芸術祭(2023年10月13日)
台湾の離島でかつて軍の防衛拠点として使われた「トーチカ」などの跡地を利用した芸術祭が開かれました。
中国大陸からおよそ20キロに位置し台湾が実効支配する馬祖列島は、1950年代に中国との戦闘の舞台になりました。
列島には300以上のコンクリートで作られた防衛拠点「トーチカ」や防空壕が点在しています。
列島全体を使った芸術祭「馬祖ビエンナーレ」では、戦闘の爪痕が残る場所に平和や戦争について考えることなどをテーマにした70の芸術作品が展示されています。
芸術祭は来月12日まで開催され、地元当局は離島観光の目玉にしたいとしています。
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