【捕獲劇】「鼻息フガフガ」イノシシ小学校に侵入(2022年11月24日)

【捕獲劇】「鼻息フガフガ」イノシシ小学校に侵入(2022年11月24日)

【捕獲劇】「鼻息フガフガ」イノシシ小学校に侵入(2022年11月24日)

 24日午前10時すぎ、イノシシが現れた場所は開店時間を迎えた神奈川県秦野市のショッピングセンターです。

 駐車場付近で撮られた、黒い大きなかたまり。一見小さく見えますが、置かれた緑色のパイロンの高さと比べると、かなりの大きさなのが分かります。

 イノシシを目撃した人:「40代の女性が“逃げろ!”と叫んだ。で、ふっとしたらフガフガと聞こえたので鼻息が。右側見たら自分の目の前にイノシシが現れていたんで、もう2メートルあるかないかだと」

 80代の女性が転倒し、軽傷を負いました。

 ショッピングセンターを出たイノシシは男性にけがをさせた後、今度は、わずか400メートル離れた小学校のグラウンドに侵入しました。校庭にはイノシシの足跡が残っていました。

 はだの都市農業支援センター・岩田雅弘課長代理:「突いた時にちょっとそれたので、その時は跳んで逃げちゃいましたね。跳んで逃げてこれに持ちかえて」

 担当者が語ったイノシシとの対峙(たいじ)の瞬間。捕獲の切り札は電気の槍(やり)でした。

 小学校の校庭に侵入したイノシシ。銃が使えない状況で現場に出動したのは、秦野市の担当者でした。

 最初は山に逃がそうと考えていましたが、弱った様子が見えないことから、まずスタンガンのような電気の通った槍で動きを止めることにしましたが…。

 はだの都市農業支援センター・岩田雅弘課長代理:「突いた時にちょっとそれたので、その時は跳んで逃げちゃいましたね。跳んで逃げてこれに持ちかえて刺したという感じですね」

 電気の槍から持ち替えた、刃渡り20センチ以上の金属製の歯が付いた槍です。

 はだの都市農業支援センター・岩田雅弘課長代理:「脳天に向けてガッとやったら半分くらいしか刺さらなくて、ちょっとずらした柔らかそうなところを狙って突いたら入ったので、さらに押し込んで。それで致命傷を与えられたと思う」

 駆除されたイノシシは大型の雄で体長162センチ、体重は88キロありました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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