【マンホール内で爆発】「ガス漏れのような音が…」 1人死亡…取り残された別の作業員を救助

【マンホール内で爆発】「ガス漏れのような音が…」 1人死亡…取り残された別の作業員を救助

【マンホール内で爆発】「ガス漏れのような音が…」 1人死亡…取り残された別の作業員を救助

東京・江戸川区の工事現場で6日、爆発事故が起き、男性作業員1人が死亡しました。現場では水道管の工事が行われていて、事故は深さ24メートルのマンホールの中で起きたということです。爆発直前に一緒にいた作業員は「ガス漏れのような音を聞いた」と話しています。

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6日午後5時すぎ、東京・江戸川区の工事現場でマンホールの中から男性作業員が消防隊員らに救助されました。

この日、都内の住宅街が一時騒然となりました。正午すぎにカメラが現場に駆けつけると、車道には多くのパトカーや消防車が並び、さらに進んだその先ではマンホールを取り囲む多くの消防や警察官の姿が見られました。

消防が近所の住民に対し、「こちらは葛西消防署です。ただいま、この付近で可燃性ガスが発生しています。なお避難をする必要はありません」と呼びかけていました。さらに消防が近くのマンホールに器具を入れ、何かを調べている様子も見られました。

警視庁によると、午前11時すぎ、江戸川区船堀の水道管の工事現場で「何かが爆発した」と通報がありました。男性作業員2人がマンホールの中で作業を行っていた時、ガス爆発が起きたとみられています。

近所の住民
「すごいドーンって感じ。大きなトラックがぶつかったという音ですかね。(現場では)『救急車』って声がして、『上がってこられるか?』って会話してましたけど」

この事故で50代の男性作業員が病院へ搬送されましたが、死亡が確認されました。

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作業中に何が起きたのでしょうか。一緒に工事をしていた作業員の男性は、爆発する直前、ある音を聞いたと話します。

一緒に工事していた作業員
「下の方からシューシューと、なんかガス漏れみたいな音が出て、その後にバーンと爆発して、それで白い煙が出ちゃったんで」

水道局などによると、男性作業員2人はマンホールの真下にある深さ約24メートルの「排水室」で作業をしていたということです。中に降りるためのはしごの取り替え作業を行っていたといいます。すると、この排水室内で爆発音がしたということです。2人が当時、中にいたのかはわかっていませんが、50代の男性は地上で発見されました。ただ、もう1人の30代の男性はマンホールの中にいたといいます。

警視庁によると、午後2時ごろに地下に降りて消防隊員が接触したところ、意識はなかったといいます。そして事故から約6時間がたった午後5時すぎ、30代の男性は救助され病院へ搬送されましたが、意識はないということです。

警視庁と東京消防庁は、爆発の原因や当時の状況を詳しく調べています。
(2022年12月6日放送「news every. 」より)

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