東国原氏 宮崎県知事選に立候補へ…有権者から“戸惑いの声” 現職知事「なぜ今?」(2022年8月18日)

東国原氏 宮崎県知事選に立候補へ…有権者から“戸惑いの声” 現職知事「なぜ今?」(2022年8月18日)

東国原氏 宮崎県知事選に立候補へ…有権者から“戸惑いの声” 現職知事「なぜ今?」(2022年8月18日)

 前宮崎県知事でタレントの東国原英夫さん(64)が、今年12月に行われる宮崎県知事選に立候補することを表明した。16年ぶりの立候補に有権者からは戸惑いの声も聞かれた。

■“東国原フィーバー”前回は1期で退任

 東国原氏:「宮崎県知事選ですね。出馬をさせて頂くという決断をさせて頂きました。リスタート、再スタートですね。再リベンジということで」

 知事在任中に驚異の支持率94%を誇った東国原氏。再出馬にあたり“東国原節”も飛び出した。

 東国原氏:「(Q.選挙のキャッチフレーズは?)確認段階の選挙カーでは、『シン・どげんかせんといかん』にしてあります。コロナとかですね、ウクライナ問題。物価高騰の問題等々で、疲弊した地方の経済をですね、回復させなきゃいけないということを強く思いました」

 2007年に知事選で初当選。県内外から注目を集めた。知事が行く所に支持者やカメラなどが集まり、当時はまさに“東国原フィーバー”の様相を呈した。

 しかし、在任中の2010年4月、宮崎県では「口蹄疫(こうていえき)」が蔓延(まんえん)し、およそ30万頭の家畜が殺処分された。

 農業の再生が求められるなか、任期満了を迎えた2011年1月、東国原氏は1期で県知事を退任。そのわずか3カ月後、東京都知事選に出馬し、落選していた。

■「なぜ今?」有権者・現知事は“戸惑い”

 そんな東国原氏が、再び県知事選への出馬を表明したことについて、宮崎県民に話を聞いた。

 有権者:「正直、何で今なのかなって。宮崎を全国に広めてくれたという感謝はすごいあります。あのタイミングで辞めていかれて『あぁー』っていうところでね。ちょっと半々くらいです」

 すでに立候補を表明し、4期目を目指す現職の河野俊嗣知事は次のように述べた。

 宮崎県・河野俊嗣知事:「12年も経った今、なぜ今なのか?今さらという感じが、非常に強いという思いはします。東京都だとか、国会議員だとか。結局、政治家としてどこに軸をお持ちなのかと」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年8月18日放送分より)
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