沈没船引き揚げへ作業始まる 22日は天候悪化で中止(2022年5月21日)
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、船体の引き揚げに向けた作業が始まりました。
第1管区海上保安本部によりますと、作業は21日午前8時ごろから始まり、潜水士2人が「KAZU1」の中の備品が外に流れ出ないように開いている扉などをベルトで固定したほか、引き揚げの障害となるアンテナなどを取り除きました。
22日の作業は天候が悪くなることが予想されているため中止となり、潜水士を乗せた船は現在、網走港へと向かっています。
天候が回復すれば22日夜、作業船は再び現場海域へと向かい、23日にKAZU1をワイヤで海面近くまでつり上げ、網走港の沖合まで曳航(えいこう)します。
そして、24日にはKAZU1を海中から作業船の上に引き揚げる方針です。
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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