クラスター弾 英独などウクライナに供与しない方針示す(2023年7月9日)
アメリカがウクライナの反転攻勢を後押しするために供与を表明した殺傷能力が高いクラスター弾について、イギリスやドイツなどは供与する可能性を否定しました。
イギリス、スナク首相：「イギリスはクラスター弾の製造や使用を禁止する条約に署名しています」
イギリスのスナク首相は8日、こう述べたうえで、民間人を無差別に殺傷する危険性があるクラスター弾の供与を否定する姿勢を示しました。
また、NATO＝北大西洋条約機構の加盟国のドイツやスペインも供与の可能性を否定しています。
一方で、ロシア外務省のザハロワ報道官は「アメリカが敵対行為への関与をさらに深めている」などと批判しました。
クラスター弾の使用や生産はオスロ条約で全面的に禁止されていますが、アメリカやロシア、ウクライナは加盟していません。
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