「ヒルヤモリ」ペットショップで“万引き”一部始終(2022年5月18日)

「ヒルヤモリ」ペットショップで“万引き”一部始終(2022年5月18日)

「ヒルヤモリ」ペットショップで“万引き”一部始終(2022年5月18日)

 ペットショップから人気の「ヒルヤモリ」が盗まれました。店の防犯カメラは、怪しい動きを繰り返す人物をキャッチ。犯行の一部始終を捉えていました。

■狙われた“珍獣”・・・購入エサで“偽装”

 「CANDLE」羽田野努店長:「生き物を盗むなよ。盗んだ生き物に、どういう気持ちで接していくのか。本当に理解しがたいというか、残念なところ」

 万引き被害を訴えたのは、爬虫(はちゅう)類を中心に扱うペットショップの店長です。

 店の防犯カメラが捉えたのは、白いTシャツにショルダーバックの男性。落ち着きなく、店の中を行ったり来たり、周囲を見渡したりと、人目を気にしている様子です。

 そして、来店から7分後。重ねて置かれた円形の2つの容器のうち、上のほうを手に取ります。

 2つの容器に1匹ずつ入っていたのは、東アフリカの国・マダガスカルに生息するヒルヤモリです。

 この店での販売価格は、1匹およそ1万5000円。入念に眺めると、なぜか下にあったヒルヤモリの容器を乗せ、上下逆にして戻しました。

 その後、爬虫類用の餌(えさ)を購入した男性。しかし、向かったのは、出口ではなく、再びヤモリの場所へ。カメラの死角へと姿を消します。

 すると、死角から伸びた手が、上の容器を持ち去ったのです。容器を逆にしたのは、持ち去ったほうのヤモリを気に入ったからなのでしょうか?この後、何事もなかったかのように、男性は店を後にしました。

 ヒルヤモリが盗まれたことに気付いた店は、SNSで動画を公開。情報提供を呼び掛けたところ、次のような反応があったといいます。

 「CANDLE」羽田野努店長:「『自分がやりました』という旨の連絡を受けています」

 17日、男性は再び店を訪れました。店は通報。駆け付けた警察官に、男性は事情を聴かれたということです。

 「CANDLE」羽田野努店長:「(盗んだ男性)本人いわく『ヒルヤモリ』が好きだったと。その種類が好きで、偶然それが目の前にいたということだった」

(「グッド!モーニング」2022年5月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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