経済危機のレバノン 債務不履行後、初の総選挙(2022年5月16日)
深刻な経済危機にある中東のレバノンで、債務不履行が宣言されてから初となる総選挙が行われました。危機を打開できる政権発足につながるかが焦点です。
首都ベイルートでは15日朝から投票所が開かれ、多くの有権者が投票に訪れました。
レバノンでは、宗教、宗派ごとに政党が分かれ、主導権争いが深刻な経済危機の大きな要因となっています。
燃料費が高騰し、食料も不足するなか、若者らを中心に、改革派の無所属候補を推す動きもありますが、生活支援などに影響力を持つ既存政党の壁を崩すのは難しいと見られています。
一部の地元メディアは、イランの支援を受けるイスラム教シーア派政党ヒズボラと、これに協力する政党が引き続き過半数を維持すると予想しています。
選挙結果が確定するには数日かかるものとみられています。
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