航行不能の海自護衛艦 きょうにも造船所で調査(2023年1月16日)
瀬戸内海で航行不能になった海上自衛隊の護衛艦が15日、広島県内にある民間の造船所の沖の海に曳航(えいこう)されました。16日、ドックに入り調査が行われる予定です。
山口県周防大島沖の浅瀬で今月10日に座礁した護衛艦「いなづま」は損傷部分から油が流出するなど現場から動けない状況が続いていました。
海上自衛隊は新たな油の流出がないことが確認できたとして、15日午前8時ごろから、広島県尾道市にある造船所へ向けて曳航を開始しました。
護衛艦はおよそ9時間後の午後5時すぎ、造船所の沖の海に到着しました。
16日にもドックに入れて海上自衛隊の事故調査委員会が本格的な調査を行うということです。
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