EU首脳訪問中の街にミサイル… 攻撃続けるロシア ヨーロッパでは“新たな共同体”提唱「EUよりも加盟簡単に」|TBS NEWS DIG

EU首脳訪問中の街にミサイル… 攻撃続けるロシア ヨーロッパでは“新たな共同体”提唱「EUよりも加盟簡単に」|TBS NEWS DIG

EU首脳訪問中の街にミサイル… 攻撃続けるロシア ヨーロッパでは“新たな共同体”提唱「EUよりも加盟簡単に」|TBS NEWS DIG

ロシアによるウクライナ侵攻開始から75日、フランスのマクロン大統領は、安全保障などを視野に新たな協力枠組みを提唱しました。一方、EU=ヨーロッパ連合の首脳が訪問中に街が攻撃される事態も起きています。

9日、ロシアで大々的に行われた、対ドイツ戦勝記念日の行事。ロシア軍の包囲が続く南東部マリウポリでも、親ロシア派によるイベントが行われました。

ウクライナ側は。

ウクライナ国防省報道官
「銃撃、大砲及び戦車による突撃が続いている」

拠点とする製鉄所に対するロシア軍の攻撃が続いていると指摘しています。

さらにこの日、南部オデーサではミサイル攻撃があり、ウクライナの非常事態省によると、観光施設が焼け2人が負傷したということです。

同じ日、EUのミシェル大統領はオデーサを訪れ被害の実態を視察。ウクライナのシュミハリ首相との会談の際にも攻撃があったということですが、シェルターに避難し話し合いが続けられました。

EUをめぐってはウクライナが加盟を目指していますが、それには時間がかかることから、マクロン大統領がEU議会で提唱したのは。

フランス マクロン大統領
「『ヨーロッパ政治共同体』と呼ぶものを作ることが私たちの義務です」

新組織「ヨーロッパ政治共同体」の設立。EUよりも簡単な手続きで加盟できるようにする考えです。

マクロン大統領は協力分野の一つに安全保障も挙げ、ドイツのショルツ首相は「非常に興味深い提案だ」として、議論したいという考えを示しています。

一方、ウクライナの隣国ポーランドでは。

赤い液体をかけられたのは、ポーランドに駐在するロシアのアンドレエフ大使です。

第2次世界大戦で死亡した旧ソ連兵を追悼するため、ワルシャワの墓地を訪れた際、ウクライナ侵攻に抗議する人々に囲まれ、「ファシスト」「殺人者」などと非難されました。

一方、アメリカ国防総省の高官はロシア軍について、東部ドンバス地方で1日数キロメートルしか進んでいないと指摘。部隊の一部の士気が低く、将校が命令に従わなかったり、移動を拒否したりするような動きが見られるとの分析を明らかにしているほか、北東部ハルキウをめぐる攻防では、ウクライナ軍が押し返したとしています。

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