2m巨大ヘビ「ボールパイソン」特徴は? 住宅街で脱走も・・・“車の中”で発見(2022年4月19日)
岡山県の住宅街で、こつぜんと姿を消した全長2メートルのヘビ「ボールパイソン」。18日夜に、“意外な場所”で見つかりました。
■住民「シャッター閉める」
人々が恐れているのは、体長およそ2メートルのニシキヘビの一種・ボールパイソンです。
17日、倉敷市で警察に“ある届け出”がありました。
警察への届け出:「気が付くと、ヘビがいなくなっていた」
飼い主の男性が、ペットのボールパイソンを見失ったのは、自宅の駐車場。衣装ケースに入れ、車に乗せていましたが、荷物を下ろしていた時に気が付くと、姿がなかったといいます。
連絡を受け、警察がおよそ10人態勢で捜索。しかし、手掛かりすら、見つけることができません。そのため、周辺の小学校では、警察官が児童の登校を見守る事態となっていました。
現場周辺の住民は、次のように話します。
住民:「うちの事務所は一応、もう窓は開けなくって。シャッターも閉めた状態で、仕事しています。入ってきたら困るんで」「ちょっと怖いですね。何か巻き込まれたら、怖いなっていうとこですかね。早く捕まえてもらうのを、祈るだけなんですけど」
■専門店「月に50匹売れる」
突如、姿を消した2メートルのボールパイソン。人々に、危害を加える恐れはないのでしょうか?
ボールパイソン専門店vbp・森千弥店長:「こちら、同じ種類のボールパイソンというヘビになります」「(Q.全部、ボールパイソンですか?)全部、ボールパイソンです」
番組が取材したのは、都内にあるボールパイソンの専門店。その特徴について、聞いてみました。
森千弥店長:「見てもらうと分かると思うんですが、ちょっと丸まる習性がある。これが、ボールパイソンと言われるゆえん。攻撃的なものではなく、非常に憶病な性格なので。基本的には丸まって、自分のことを守るという種類になります」
おとなしい性格で毒もないことから、多い時には月に50匹以上、売れることもあるというボールパイソン。そんなボールパイソンを、特別に触らせてもらいました。それでも、油断はできないといいます。
森千弥店長:「彼らにとって、刺激になることをこちらからしてしまうと、自分の身を守るために、攻撃をすることはある」
警察も、かみ付く可能性があるとして、警戒を呼び掛けていました。
■飼い主の“車の中”にいた!
18日も、倉敷市内で行われた捜索活動。夕方になって、事態が大きく動きます。飼い主の男性が、ボールパイソンを見つけたのです。
実際に、ボールパイソンが見つかった時の写真。助手席にある収納ボックスの下の部分です。
男性が車を発進させとようとした際に、このボックスの下が浮き上がっていることに気付き、カバーの奥をのぞき込んだところ、ボールパイソンがいるのを発見したということです。
飼い主の男性は、「ご迷惑をお掛けしました。見付かって、ほっとしています」と話しているということです。
(「グッド!モーニング」2022年4月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く