「私たちは“肉壁“じゃない」強制排除されるデモ参加者 “動員令“に揺れるロシア(2022年9月25日)

「私たちは“肉壁“じゃない」強制排除されるデモ参加者 “動員令“に揺れるロシア(2022年9月25日)

「私たちは“肉壁“じゃない」強制排除されるデモ参加者 “動員令“に揺れるロシア(2022年9月25日)

ウクライナの占領地域で始まったロシア編入を問う住民投票。
現地では、武装したロシア兵が戸別訪問をして投票を迫っているといいます。
一体、何が起きているのでしょうか

▽武装ロシア兵が戸別訪問…住民恐怖
(住民投票が行われているエネルホダル市の住民)「銃を持った兵士が同行して戸別訪問の形で投票が始まった」
23日から、一方的に進められている、ロシアへの編入を問う、住民投票。
対象は、親ロシア派の武装勢力が実効支配する2つの人民共和国と、「ヘルソン州」、「ザポリージャ州」のロシア軍が占領している地域です。
投票終了後、早ければ30日にもロシアへの編入手続きが行われる見通しだと言います。
(住民)「兵士2人がカラシニコフ銃を手にやってきた。」
ロシア側は、住民を投票に参加させるために、家を一軒一軒回っています。戸別訪問には、銃で武装した兵士も同行しているようです。
Q.(武装した兵士がいて)自由な投票は?
「できないです。ほぼ100%がロシア編入に投票したという結果になるに違いない。」
「ドネツク人民共和国」に住む、ウクライナ国籍の若者が恐れていたのは、ロシア編入の結果、“ロシア兵”として動員されることです。
(住民)「動員されたら戦争に行かざるを得ない」
Q.ウクライナ人同士が戦うことになるのですね?
「はい、そうです。戦地に行くより刑務所行きを選びます。」
ウクライナ侵攻開始から、7カ月。ロシア軍は、ハルキウ州で全面撤退に追い込まれるなど、劣勢に立たされています。

▽「肉壁ではない」“動員令”で不満噴出
挽回を狙ってか、プーチン大統領は動員令に署名し、30万人規模で、市民の招集に踏み切りましたが―。
「我々は肉壁ではない!我々は肉壁ではない!」
ロシア国内では、この週末にも各地で、デモが発生しました。
頭を蹴られ―、警棒で殴られる参加者。ロシア政府は徹底的な弾圧でデモを封じ込めてきましたが、動員令によって再び国民の不満が噴出した形です。
動員の対象は、軍務経験がある、予備役だけとされていましたが、実態は違うようです。
男性は、32歳のIT技術者で、予備役でもないのに、いきなり招集されたと言います。
(招集された男性)「選択肢がなく入隊するしかないです。入隊しないと刑事訴追されます。」
Q.明日ですか?
(招集された男性)「”きょう”軍隊に送られるのです。」

市民の動員が始まる中、こんな動画が拡散され、物議を醸しています。
(司会者)「こちらは徴兵司令官です。お話があるのですが」
(ペスコフ報道官の息子)「いいですよ。」
反体制派のネットメディアが生放送中に電話をかけた相手は、プーチン大統領の側近、ペスコフ報道官の息子です。ロシア軍の担当者を装って、軍への招集を求めました。
(司会者)「『義勇兵として派遣に同意する』にチェックを入れますか?」
(ペスコフ報道官の息子)「いいえ。」
(司会者)「いいえ、ですって?」
(ペスコフ報道官の息子)「チェックを入れる必要はないですよ。私はペスコフですよ!分かってますか?なんで私が徴兵されるんですか?この件に関しては違うレベルで解決するつもりです。」
動員の対象は、誰がどういう理由で決めているのか。21日のデモでは、拘束された人たちの多くに招集令状が出されたと言います。
ペスコフ報道官はこの件について、「法律違反ではない」と主張しています。

9月25日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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