英チャールズ国王　クリスマスメッセージ　ガザ地区での戦闘など念頭に置いた発言も(2023年12月26日)

英チャールズ国王　クリスマスメッセージ　ガザ地区での戦闘など念頭に置いた発言も(2023年12月26日)

　イギリス王室のチャールズ国王が恒例のクリスマスメッセージを発表しました。今年はイスラエルとイスラム組織「ハマス」の戦闘などを念頭にしたメッセージで支援を訴えました。

　チャールズ国王：「世界中でますます悲劇的な紛争が起きている今、私たちもお互いを守るために力を尽くすことができるよう祈ります」

　チャールズ国王は25日、毎年恒例のイギリス国民に向けたクリスマスメッセージを発表しました。

　今年はロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとハマスとの戦闘など世界で起きた争いを念頭においたとみられる発言もして、戦禍で困難にある人々を支援するよう訴えました。

　クリスマスメッセージは1932年から恒例となっていて、チャールズ国王にとっては2回目です。

　長年、環境問題に取り組んできた国王は「私たちは子孫のために地球を大切にする」と語り、「地球や自然を守らなければならないという意識が高まっていることを目の当たりにして嬉しい」と取り組みが進んでいると評価しました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>