【ガス代 月172万円】銭湯が悲鳴…価格転嫁できない厳しい事情(2023年2月13日)
「営業努力ではどうしようもできない」高騰する燃料費について銭湯の店主がつぶやきました。
3日、ツイッターに投稿されたガス料金の明細です。1月分の金額は172万円余り。
「つらい。営業努力ではどうしようもできない勢い」というコメントも。
東京・墨田区の銭湯、大黒湯では、ガスで風呂を沸かしています。
1年前まで1カ月あたり70万円ほどだったガス代が、去年12月分は123万円に。
そして、1月分は172万円に跳ね上がりました。
押上温泉大黒湯・新保卓也店主:「今までで一番高かったです。こんなに上がったんでちょっとびっくりしてしまって、ツイートさせていただきました」
加えて、銭湯ならではの事情が状況を困難にしています。
銭湯の入浴料金は物価統制令に基づき、都道府県知事が決めていて、東京都の場合は一律500円です。
どれだけコストが上がろうと、銭湯の判断で入浴料金に反映することはできないのです。
押上温泉大黒湯・新保卓也店主:「おうちのお風呂も良いですけれども銭湯も利用していただければ、銭湯が残っていけるかと思っています」
さらには電気代の値上げも重なり、店を閉める仲間もいると話します。
ネット上でも、「高すぎる」「車が買えちゃう」などと心配する声が広がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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