COP28閉幕 「化石燃料の脱却目指す」で合意(2023年12月14日)

COP28閉幕 「化石燃料の脱却目指す」で合意(2023年12月14日)

COP28閉幕 「化石燃料の脱却目指す」で合意(2023年12月14日)

 気候変動対策を話し合う国際会議「COP28」で、「化石燃料からの脱却を目指す」とする合意文書が採択されました。

 UAE(アラブ首長国連邦)で開かれていた「COP28」は13日、会期を1日延長して閉幕しました。

 最終日に採択された合意文書では、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向け、すべての国に「化石燃料からの脱却を進める」ことを求めました。

 一方、一部の先進国や太平洋の島国などが求めた化石燃料の「段階的な廃止」については合意に至りませんでした。

 環境団体などは産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑えるパリ協定の実現に向けて「合意は不十分だ」と批判しています。
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