徳島の町議らを収賄容疑で逮捕 大麻密売グループに情報を漏らしたか(2022年12月8日)
徳島県の町議会の副議長が大麻密売グループに捜査情報を漏らし、現金を受け取ったとして逮捕されました。密売グループは、情報をもとに大麻の栽培拠点を移していました。
徳島県藍住町議会の副議長・平石賢治容疑者（45）と住民課の元職員・阿部さやか容疑者（39）は去年9月、捜査機関から役場に大麻密売グループに所属する人物の個人情報に関する照会があったことをグループのリーダー・金太士容疑者（52）に漏らし、見返りに現金5万円を受け取った疑いが持たれています。
警察によりますと、金容疑者のグループは徳島市内のマンションなどで大麻を栽培していましたが、平石容疑者から情報を入手し、捜査の動きを把握した後、栽培拠点を移していたことが分かりました。
平石容疑者は、去年12月にも捜査機関から照会があったことを金容疑者に漏らした疑いがあり、警察は金品のやり取りがなかったか調べています。
現職議員の逮捕を受け、藍住町議会では今月8日朝、緊急の協議会が開かれ、9日にも辞職勧告決議案を提出する方針で一致しました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
