打ち手は不信任決議案のみ?政権奪取へ野党の攻め手は(2023年12月12日)

打ち手は不信任決議案のみ?政権奪取へ野党の攻め手は(2023年12月12日)

打ち手は不信任決議案のみ?政権奪取へ野党の攻め手は(2023年12月12日)

 国会では松野官房長官の不信任決議案が否決されましたが、派閥の政治資金問題は日々拡大しています。

 立憲民主党 岡田克也幹事長:「いったん我が党の党パーティーというのは白紙に戻す」

 立憲民主党が来年5月をめどに計画を予定していた「政治資金パーティー」を「白紙に戻す」と表明しました。背景にあるのはもちろん、自民党・安倍派による政治資金問題です。

 12日、その渦中にいる松野官房長官の「不信任決議案」が衆議院本会議で採決されました。

 立憲民主党 稲富修二衆院議員:「疑獄と言えるほど、近年まれにみる異常事態となっています」

 立憲民主党 太栄志衆院議員:「到底、国民の信頼を得られません」

 語気を強め問題を訴えたのは11日、この決議案を提出した「立憲民主党」。しかし、自民・公明両党などの反対多数で「否決」。

 松野官房長官:「本日、衆院本会議において不信任決議案を否決いただきました。引き続き与えられた職務を果たして参りたいと考えております」

 ですが、国民から厳しい目が向けられている政治資金問題。岸田総理は安倍派を一掃し、交代人事に踏み切るとみられています。

 一方、わずか一日であっさり決議案を否決されてしまった立憲ですが、現在、内閣不信任決議案を検討中。13日の会期末までに提出するかどうか慎重に見極める方針です。

 立憲民主党 泉健太代表:「我々からすれば岸田政権は正当性は失われているし、そしてすでに機能も停止している状況ですから、岸田総理自ら辞職すべき、総辞職すべきだとも思う。そういうなかでありますが、国会全体の状況を見て会期末までギリギリの判断をしていきたい」「(Q.正当性が失われているなら野党第一党として不信任案を出すのが立憲民主党の役割では?)出さないって言いましたっけ?」「(Q.じゃあ出されるんですか?)え?いやそれは、さっき冒頭で言いましたよね」

 そんななか、SNSではこんな声も上がっています。

 Xから:「野党が政権狙うなら今が本気を出す時だ」「踏ん張ってたたき潰すつもりで攻めろ!」「各野党の皆様、千載一遇のチャンスです」

 野党が“千載一遇”のチャンスをものにするにはどう攻めるべきなのか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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