サイレン鳴り響く中“激しい炎”　住宅全焼で小学生の娘ら不明も(2023年12月5日)

サイレン鳴り響く中“激しい炎”　住宅全焼で小学生の娘ら不明も(2023年12月5日)

■サイレン鳴り響く中“激しい炎”

　出火直後を捉えた映像です。救急車のサイレンが鳴り響くなか、奥の方では消防隊員が激しく燃える炎に放水を続けています。

　5日午前6時前、北海道苫小牧市で木造2階建ての住宅から火が出ました。

　住人の女性（92）：「ストーブの上に干していた洗濯物が落ちて火が付いた」

　この家に住む92歳の女性は煙を吸うなどして病院に搬送されたということです。火は隣の建物にも燃え移りましたが、およそ4時間半後に消し止められました。

　一方、まだ日が昇る前の午前4時半ごろ、秋田県鹿角市でも住宅で火事がありました。

　隣に住む男性：「かなり騒がしいようで、俺も『なんだろう』と思って起きた。びっくりしたよ」

　警察などによりますと、住宅1軒が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。この住宅には夫婦と子ども3人の合わせて5人が住んでいて、このうち20代の長男と小学6年生の長女の行方が分からなくなっています。

■近隣住民“ガラス割り”消火活動

　また、宮城県涌谷町の住宅街でも…。午前6時ごろ、「建物から煙が出ている」と近くに住む人から消防に通報がありました。火はおよそ1時間後に消し止められましたが、平屋建ての住宅1軒が全焼しました。

　火事を目撃した女性：「近所の人がガラスを割って消火しようと思いやっているところで、火がどんどん強くなってしまい、手に負えなくなった」

　この火事で60代の住人とみられる女性が死亡しました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>