ネタニヤフ首相「目的を達するまで戦争続ける」4日間“戦闘休止”合意も…戦争継続か(2023年11月22日)

ネタニヤフ首相「目的を達するまで戦争続ける」4日間“戦闘休止”合意も…戦争継続か(2023年11月22日)

ネタニヤフ首相「目的を達するまで戦争続ける」4日間“戦闘休止”合意も…戦争継続か(2023年11月22日)

衝突が始まってから1カ月半。イスラエルとハマスは人質解放のため、4日間、戦闘を休止することで合意しました。ただ、恒久的な停戦への道筋はまだ見えていません。

ハマスは、240人いるとされる人質のうち、女性と子ども50人を解放するとしています。交換条件は主に2つです。ガザ地区に燃料を含む物資を搬入すること。そして、イスラエルで収監されているパレスチナ人の女性や子どもの解放です。

ハマス政治部門幹部 アルハヤ氏:「イスラエルの刑務所に収監されている、民間人女性や子どもと、人質の交換ができる」

ヨルダン川西岸地区などで暴動や投石に関わったといった理由で、イスラエルは7800人以上のパレスチナ人を収監してきました。そのうち350人が未成年です。合意では、女性と子ども150人が解放されることになっています。

こちらのパレスチナ人家族は、収監されている10代の息子の身を案じています。

息子が収監された、フィダ・アブ・マリヤさん:「イスラエルの刑務所では想像を絶するほどの暴力があって、色々なことを聞きます。噂も本当のことも。こうした話を聞くと心が痛みます。解放を願っています」

家族を今すぐ取り戻したい気持ちは、イスラエルの人も同じです。この男性は息子や孫など7人が人質に取られています。

家族7人が人質となった、ギラド・コーンゴルドさん:「想像してみてください。あなたの子どもが、ベッドで毛布にくるまってるはずが、深いトンネルにいる。孫は3歳です。生きているのか、無事なのか、それだけでも知りたい」

アラブ系メディアによると、戦闘休止が始まるのは日本時間23日夕方。ただ、極右勢力が幅をきかすネタニヤフ政権。長期的に停戦する考えは全くありません。

ネタニヤフ首相:「戦闘を停止して人質が戻れば、戦争が終わるかのような妄言が飛び交っているが、我々は戦争中であり、全ての目的達成まで続けていく」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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