日中CEOサミット開会「対話で相互理解を」(2023年11月15日)
日本と中国の企業トップらが経済の課題を話し合う「日中CEOサミット」が15日午前開会し、経団連の十倉会長は、「対話で相互理解を増して新たな時代を切り開いていかなければならない」とあいさつしました。
経団連 十倉雅和会長:「日中の間にはさまざまな課題があるが、こうした時こそ、先人たちの深い戦略的思考と政治的勇気に思いを致し、各界各層による対話を積極的に行うことを通じて、相互理解を増進しながら新たな時代を切り開いていかなければならない」
東京・文京区で始まった日中CEOサミットは、経団連と中国のシンクタンクによる共同のイベントで対面では4年ぶりです。
開会式で、日本からは岸田総理大臣がビデオメッセージを寄せましたが、中国からは去年の首相に代わり、今年は曾培炎・元国務院副総理にとどまりました。
民間交流も含めた対日関係への厳しい対応の表れとみられます。
15日は貿易・投資環境の整備や人口減少・高齢化など、日中両国の課題を話し合った後、午後に共同声明を採択することになっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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