京都・保津川下り運航再開目指し 船頭ら約100人が緊急時の実技訓練実施 7月には更に実践的訓練も
今年3月、京都府亀岡市の保津川で川下りの船が転覆して2人が死亡した事故を受け、船頭らが緊急時に備えた訓練を行いました。
21日朝、京都市内のプールでは「保津川遊船企業組合」の船頭ら約100人が参加し、船が転覆して船頭と乗客が川に投げ出された想定で訓練が行われました。
今年3月、亀岡市の保津川で起きた転覆事故では船頭2人が死亡し、組合は先週、事故の再発防止策を公表しています。
21日の訓練では全員がベスト式の救命具を身に付け、専門家の指導のもと、船頭が自らの安全を確保したうえで乗客を誘導する手順を確認しました。
組合は運航再開を目指し、7月には保津川でより実践的な訓練に臨むということです。
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