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北極圏に点在する“黒ずみ”正体は?日本の研究チームの調査本格化【北極ノート】 #shorts
報道ステーションでは、地球温暖化の影響を探るため、北極で現地取材を行っています。今回、日本の研究チームに同行し、北極で広がる“黒ずみ”の正体を探りました。
地球温暖化により、北極で今何が起きているのか。この取材をするため、大学教授やJAXAらの調査に同行します。氷河での調査。唯一の移動手段は歩き。ひたすら雪道を登っていきます。
松本拓也ディレクター:「危ない。これちょっと見て。ストックがまるまる入るくらいの深さがありますね。ここを踏まないように、ちゃんと避けていこう」
険しい道の先にあるのは、標高約1000メートル、東京ドーム5700個分ほどの広大な氷のかたまり。そこで調査していることとは…。
北海道大学・杉山慎教授:「(Q.これは何のための穴ですか)ここは去年よりも雪が積もっているところなので、どのくらい冬の間に雪がたまったか、雪の量を測定しています」
氷河は、標高の高い場所で積もった雪が氷となって、新たな氷河となります。それが海に流れ出ていきます。杉山教授は、この過程を毎年計測。ここでの積雪量は、温暖化の影響を受け、昔に比べて減っているといいます。
杉山教授:「本当はもっと雪が積もらないと、今の氷河の大きさを維持できない。(Q.維持するためには、どれくらいの積雪が必要か)この2倍積もるといいと思います」
温暖化により、どんどん解け出る氷河。なかでも今、注目されているのが…。
JAXA研究開発員・島田利元さん:「一見、白い氷に覆われた氷河ですが、所々、黒くなっているところを調べてみたい」
一面銀世界の南極では、あまり見かけることがない“黒ずみ”。一方、北極の氷河では、黒ずんでいるところが目立ちます。この黒さが、氷河をさらに解かしていると、島田さんは語ります。
島田さん:「黒いと太陽の光を効率的に吸収するので、その部分だけ熱の吸収が促進して、氷が解けてしまう」
白い氷河は太陽の光を反射します。一方で“黒ずみ”は太陽の光を吸収してしまい、熱を持つことで、氷河をより解かしてしまうといいます。氷河の融解を加速させる“黒ずみ”その正体は…。
島田さん:「雪氷微生物と呼ばれる、冷たいところに生息する微生物がいます」
黒くなった穴にある、泥状のもの。これが鉱物をまとった微生物だといいます。この黒ずみは年々増加。たった10年ほどで、氷河の黒ずみは約7倍も増えていることが確認されています。
島田さん「(黒ずみは)毎年、自然とどんどん増えていくよりも、年々変動ですね。年による違いが出てきているので、現場観測や人工衛星による観測を継続的に続けることで真相を探っていく」
■カナック氷河“最先端”の温暖化
北極で温暖化の取材を続けている、報道ステーション・松本拓也ディレクターと中継がつながっています。
(Q.今いる場所はどこですか)
松本ディレクター:「カナックの村から5キロほど歩いて、氷河の末端に来ています。この場所は温暖化の研究をするうえで重要な場所で、毎年、日本の研究チームがどのくらい氷が解けているか調査しています。
私が立っている場所の下には、厚さ50メートルほど氷があります。ただ、温暖化の影響で1~2メートルずつ、薄くなっているということです。解け続けている氷河を目の前で見て、改めて地球に変化が起きていると実感しました」
(Q.雪氷微生物について、どんなことが分かってきていますか)
松本ディレクター:「この氷河の末端にも、微生物が作った穴がたくさんあります。ここ10~20年の間で、北極の寒い地域でも、この微生物がいることが分かってきました。微生物の生態や繁殖の方法について、調べが進められています」/a>



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