小アジのパックにフグ混入 「食べないで!」県が呼びかけ(2023年8月25日)

小アジのパックにフグ混入 「食べないで!」県が呼びかけ(2023年8月25日)

小アジのパックにフグ混入 「食べないで!」県が呼びかけ(2023年8月25日)

 スーパーで販売された小アジのパック。よく見ると、1匹だけ違う種類の魚が…。フグです。

 フグの混入が見つかったのは岐阜県内のスーパー「スマイル駒場店」。混入していたフグは体長約8センチ。専門家によりますと、「サバフグの仲間で、種類によっては強い毒性があるので注意が必要」だということです。

 店によりますと、23日に用意した小アジは全部で26パック。そのうちの売れ残った3パックからフグが見つかりました。また、販売した11パックの中にもフグが混入している恐れがあるといいます。現在、販売したうちの5パックを回収する見込みだということです。

 ところで、体長8センチの小さなフグとはいえ、食べた場合どうなるのでしょうか。

 東海大学病院 高度救命救急センター長 守田誠司教授:「毒が体に入ってしまう可能性が十分にあって、熱しても毒性が弱まらない。危険だと思います。(フグを食べた後)指先とか唇にしびれが出るような状況であれば、病院で受診することをおすすめします」

 今回のフグの混入による健康被害の報告は入っていません。岐阜県では、絶対に食べずにスーパーに返品するよう呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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