女性の首絞め殺害し“通帳”奪ったか　28歳男を逮捕　第一発見者が語る(2023年11月14日)

女性の首絞め殺害し“通帳”奪ったか　28歳男を逮捕　第一発見者が語る(2023年11月14日)

■女性の首絞め殺害し“通帳”奪ったか

　長野県伊那市で起きた80代女性殺害事件で先週、整体師で28歳の橋爪亮太容疑者が逮捕・送検されました。

　橋爪容疑者は去年12月、当時85歳の原貴努代さんの自宅で首を絞めて殺害し、貯金通帳や印鑑などを奪った強盗殺人の疑いが持たれています。

　発見当時の状況について、近所に住む第一発見者は…。

　第一発見者：「寝室の部分、そこを（懐中電灯で）照らしたら（鍵が）開いていた。貴努代さんと何回も大きい声で呼んだけれど返事がない。外から見てもベッドがこんもりとなっていた。ちょっと揺すってみたって…応答がなくて」

　室内には物色されたような跡もありました。

　長野県警　山越哲刑事部長：「本日11月9日午前11時26分に通常逮捕しました」

　事件発生から約11カ月後に逮捕された橋爪容疑者とは一体、どんな人物なのでしょうか。以前に勤務していたリフォームも手掛ける農機具販売会社の社長によりますと…。

　元勤務先の社長：「橋爪容疑者は殺害された原さんの自宅にトイレ工事の見積もりを届けに行ったことがある」

　さらに…。

　元勤務先の社長：「1200万円くらい横領された。品物を持っていき、その場で客に請求書を渡す。本来は振り込みだが直接、現金をもらっていたようだ。振り込みされないからおかしいと思い、問いただすと『祖母が返金してくれる』と説明してきた」

　橋爪容疑者は会社の売上金を着服。会社を辞めた後、返金されたのは数十万円だけでした。逮捕直後、橋爪容疑者は警察の取り調べに対して「黙秘します」と話しているということです。
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