総額16兆円の186基金 河野行革担当大臣が点検見直しの考え(2023年11月12日)
各省庁の予算の無駄などを有識者が公開で点検する「行政事業レビュー」が2日間の日程を終え、河野行革担当大臣は、総額16兆円に上る186すべての基金について点検や見直しを行う考えを示しました。
河野行革担当大臣:「まず、今あるすべての基金について横串を通した点検、見直しをやっていきたいというふうに思います」
中長期的な政策のために、政府は全体で186の基金を積み立てていて、残高は16兆円に上っています。
12日の議論では、経済産業省がコロナ関連で中小事業を支援する基金について、有識者から審査や給付後のチェック体制の甘さを指摘する厳しい意見が相次ぎました。
河野大臣はこの基金について、給付の効果を検証できる体制がきちんと整うまではいったん立ち止まる必要があるという認識を示すなど、186あるすべての基金の点検を進めていく考えを明らかにしました。
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