服を脱がせ引きずり回し…練習中に暴行か 名門バレー部の顧問逮捕 千葉・市立船橋高(2023年2月27日)
スポーツの名門校で「いちふな」の愛称で知られる、千葉県の市立船橋高校で27日、男子バレー部の顧問・石井利広容疑者(60)が、部員の髪の毛を引っ張り、顔にボールを投げつけるなどの暴行をしたとして逮捕されました。
全国大会での優勝経験もある男子バレー部。石井容疑者は、35年にわたって顧問を務めていました。
市立船橋高校教頭:「(Q.保護者会ではどんな話が?)色々なご意見を頂いたということです。(Q.SNSでは『以前からあった』などの声も。本当に把握していないのか?)はい」
事態は27日朝に突然、動きました。
船橋市教育委担当者:「午前7時50分ごろ、船橋署職員が来校し、校長に当該教諭を出頭後に逮捕する話があり、この案件を初めて知ることとなりました」
石井容疑者は、その約50分後に逮捕。去年11月、練習中に部員に暴行を加えた疑いです。
暴行はどのように行われたのでしょうか。
警察によりますと、石井容疑者はミスをした部員に対し、体育館で「上を脱げ」と言って服を脱がせ、髪をわしづかみに。床を引きずり回したうえで、顔面に至近距離からバレーボールを複数回投げつけたといいます。
部活という、多くの人の目に触れる場での暴行。学校側は、気付けなかったのでしょうか。
石井容疑者は自身の指導について、こう話していたといいます。
市立船橋高校・津田亘彦校長:「レシーブ練習で、あちこちにボールを散らすような練習をした時に『厳しいんじゃないか』という声も聞かれたと、石井(容疑者)が言っていて『こういう練習も厳しいと言われたら、バレーで鍛えるのは難しくなっている時代』とは話した。(Q.“髪の毛をひっぱる”聞いたことはない?)はい。(Q.“厳しい指導あった”とは聞いていた?)『厳しいと、とられてしまった』とは聞いている」
警察は「余罪などの捜査に支障が出る」として、認否を明らかにしていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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