欧米諸国 ウクライナに停戦交渉の可能性めぐり協議持ちかけか 米報道(2023年11月5日)
ウクライナを支援する欧米諸国がロシアとの停戦交渉の可能性について、ウクライナに協議を持ち掛けたとアメリカメディアが伝えました。
アメリカのNBCテレビは4日、アメリカ政府高官らの話として、先月開かれたウクライナ支援国の会合の場で、米欧の当局者がウクライナに対し、ロシアとの停戦交渉の可能性について、密かに協議を持ち掛けたとしています。
このなかで、停戦のためにウクライナが何を放棄する必要があるのか概要が示されたということです。
米欧の当局者の間では戦況が膠着(こうちゃく)状態に陥るなか、ウクライナに対し巨額の軍事支援を続けることや、国力に劣るウクライナが今後も兵士の数を維持できるかなどに懸念が高まっているとしています。
また、イスラエルとハマスの衝突後、ウクライナ侵攻へのアメリカ国民の関心が低くなっていることも、追加の軍事支援への懸念材料だとしています。
ゼレンスキー大統領は4日の記者会見で、米欧から交渉入りの圧力は受けておらず、「ロシアと交渉することはない」と報道を否定しています。
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