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精度は99%…画像データAI解析で出没検知 クマ対策に最新技術(2023年10月26日)
秋の行楽シーズンを前に、クマによる被害は過去最悪ペースともいわれています。
埼玉県・秩父市の紅葉は、これからが本番ですが、クマの目撃情報は、去年と比べ、2倍に増えています。
温泉施設で、登山客に話を聞きました。
都内からの登山客:「基本的には熊鈴。2つあると、複数人いるような感じで。いつ遭ってもおかしくない。クマの領域に我々も入っている」
各地で、最新の通信技術を使ったクマ対策が進められています。
立山黒部アルペンルートで知られる立山町。富山県での山岳観光の拠点です。立山町では、26日もクマの目撃情報が相次いでいます。
クマが下りてきそうな場所には、カメラが設置されていて、監視しています。無人カメラが撮影した大量の画像データを解析するのは、AIです。シカやイノシシといった他の野生動物には反応せず、クマを識別する精度は99%。画像は、すぐに担当職員らにメールで共有されます。24日も、クマの出没を検知して、捕獲に成功しました。
立山町農林課・大崎喜孝係長:「今まで『クマの痕跡を見つけました』『クマを発見しました』と住民や猟友会から、情報をいただいてから動いていたが、これだと、その場所を通ったという情報があがれば、自動的にこっちにくるので、情報はすごく早い」
宮城県加美町では、猟友会が、罠の見回りをしていました。檻に体をぶつけ、大きな音を立てていたのはイノシシ。
実は、この檻、ある仕掛けがあります。扉から黄色い、ワイヤーが伸びています。
猟友会・伊勢重信さん(71):「この黄色いひもで、あそこに“ほかパト”がある。扉が落ちることによって、このワイヤーで磁石が外れると反応する。携帯電話に連絡がいく」
“ほかパト”とは、『長距離無線式捕獲パトロールシステム』の略。全国45の自治体が導入しています。
加美町鳥獣対策係・大場政之輔係長:「捕獲に多く人が関われるように、(猟師の)高齢化という問題もあるので少しでも手助けになれればと」
20年ほど前は100人いた猟友会も、いまは36人にまで減少。高齢化も進むなか、いかに効率を上げるかが課題でした。
猟友会・高橋照幸さん(69):「IT機器も何もない場合は、現場に行って確認しなければわからない状態。安全性の面では、かなり助かっている」
クマが罠にかかることがない年もあるのに、すでに今年は4頭を捕らえました。
罠を設置しても、クマの出没が後を絶ちません。26日午後2時半過ぎ、クマが出たという連絡がありました。
住民:「クマが(玄関)に座っていた。1匹、小さいの」
もうクマは逃げていました。
猟友会・伊勢重信さん(71):「この辺の家があるところに、ほとんど柿の木があるみたい。とりあえずここに来たので“ほかパト”も設置してやりたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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