京アニ裁判 起訴後に鑑定の医師「妄想とは思っていない」(2023年10月26日)

京アニ裁判 起訴後に鑑定の医師「妄想とは思っていない」(2023年10月26日)

京アニ裁判 起訴後に鑑定の医師「妄想とは思っていない」(2023年10月26日)

 京都アニメーション放火殺人事件の裁判で、青葉真司被告(45)の起訴後に精神鑑定をした医師が出廷し「被告本人は、妄想とは思っていない」と証言しました。

 被告の精神状態を巡っては、検察と弁護側双方の要請で2人の医師が精神鑑定をしていて、裁判では責任能力の有無や程度が最大の争点となっています。

 26日の公判には、弁護側からの要請で精神鑑定をした医師が出廷し「作品を京アニにパクられた」などという被告の様々な妄想の背景を説明しました。

 また事件に至るまでに抱いた妄想について「被告本人は、妄想とは思っていない」と指摘しました。

 一方、検察の依頼で精神鑑定した別の医師は、前回の裁判で「妄想は、ほとんど影響していなかった」と指摘していて、今後、医師2人の鑑定結果の相違点などが審理される予定です。
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