農作業中にクマに襲われた男性語る“恐怖の瞬間”(2023年10月25日)
山梨県大月市で農作業中にクマに襲われた男性が恐怖の瞬間を語ってくださいました。
■襲われた男性語る“恐怖の瞬間”
クマによる被害が後を絶ちません。襲われたのは70代の男性です。農作業中でした。
クマに襲われた男性:「最初イノシシかと思った。イノシシほどの大きさだった。かまれたか引っかかれたか。自分で(家まで)来て手を洗ったが血が止まらなかった」「(Q.医師からは?)全治3週間。腕と手は縫った。足は包帯でしめている。出血する。内出血している」
クマの体長はおよそ1メートルとみられ、襲われた男性はクマに手や太ももをかまれ、腕を引っかかれるなどしたといいます。
クマに襲われた男性:「(農作業中に)しゃがんでいて振り返ったらクマがいた。(クマが)襲ってきたから取っ組み合いになった。どちらに逃げたらいいか分からず、背を向けたらまずいと思い、また振り向いた。それからまた取っ組み合いに。そのうちクマが離れていった」「(Q.取っ組み合いの時間は?)4、5分ほど」
取っ組み合いの後、男性がサル除けの花火で脅すとクマは逃げていったといいます。
クマに襲われた男性:「何も感じられない。必死だった」
現場は、大月インターチェンジからおよそ4キロの場所。近くには小学校もあります。下校時間、緊張感が高まっていました。25日は集団下校ということになりました。クマよけの鈴を付けて1列になって下校していきます。
クマが出没した近くの小学校:「人を襲ったりというのはここ数年なかったので、ちょっと緊張感も出して帰りの会も話をしようと思う」
クマは現在も捕まっておらず、警察などが付近を捜索しています。
一方、秋田県大仙市では60代の女性が栗拾い中にクマに襲われました。女性はけがをしましたが意識はあるとのことです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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