【速報】去年の参院選“1票の格差”訴訟 最高裁が「合憲」判決(2023年10月18日)

【速報】去年の参院選“1票の格差”訴訟 最高裁が「合憲」判決(2023年10月18日)

【速報】去年の参院選“1票の格差”訴訟 最高裁が「合憲」判決(2023年10月18日)

 去年7月に行われた参議院選挙でのいわゆる「一票の格差」を巡って弁護士グループが選挙の無効を求めた裁判で、最高裁大法廷は「合憲」との判断を示しました。

 一票の格差が最大で3.03倍だった去年7月の参院選について、2つの弁護士グループが「投票価値の平等を定めた憲法に違反する」として、選挙の無効を求めて全国で16件の裁判を起こしています。

 一連の裁判では1件が「違憲」、8件が「違憲状態」、7件が「合憲」と判断が分かれていました。

 最高裁大法廷は今月18日の判決で「合憲」との判断を示し、選挙の無効を求めた訴えを退けました。

 先月に開かれた弁論で弁護士グループ側は「すべての議員が同じ数の国民を代表する必要がある」などと主張した一方、選挙管理委員会側は「違憲の問題が生ずる程度に著しい不平等状態にはなかった」などと反論していました。
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