“NGリスト”所持認める…司会者「リストはないものとして進行」ジャニーズ会見(2023年10月6日)
6日未明、ジャニーズ事務所の看板がすべて撤去されました。取り付けていた金具だけになっても、訪れるファンの姿がありました。
滋賀から来たファン（50代）：「ロゴのあるうちに1回来ておきたかったと思って。（ロゴは）もうないけど仕方ない。ジャニーズということに誇りを持っていたので、ジャニーズがなくなるのはつらいですけど、これからも頑張ってくれると思うので応援していきたい」
午後には、タレントのグッズを販売している『ジャニーズショップ』が社名変更の前日、16日で閉店することも発表されました。
King＆Princeのファン（50代）：「（Q.ジャニーズショップの全店閉店。知ってましたか）そうなんですか？知らなかった」
入店は予約制ですが、1週間先まで埋まっています。こんなファンも…。
SnowManのファン（40代）：「出張で近くまで来たんですが、入れませんでした。予約が取れなかったので、写真だけ撮りに来ました」
そして、2日の会見で一部の記者の“NGリスト”が持ち込まれていた問題で、司会を務めたフリーアナウンサーの松本和也氏が6日にコメントを発表し、当時の状況を明らかにしました。
松本和也氏のコメント：「私の手元にありました。スタッフの人から会見の30分ほど前に渡され、顔写真が載せられているうちの何人かの記者やリポーターの座っている場所も伝えられました。しかしその際、この順番でこの人に聞くようにという具体的な指示はありませんでした」
リストに沿った進行はしていないと主張しています。
松本和也氏のコメント：「会見2日前の打ち合わせの時に、この記者は指名NGというやり方はよくないという旨の、井ノ原さんたちの発言を直接聞いていたからです。どんな厳しい質問に対しても、できる限りきちんと答えたいという姿勢がはっきりと見られたので、会見ではそれを尊重すべきだと思ったからです。そこで私は、会見が始まってすぐ、リストはないものとして進行することに決めました」
「ちゃんと質問させてください」といった声が、2人の記者から挙がっていたことも気付いていたものの“1社1問”の原則を貫いたといいます。
松本和也氏のコメント：「そのお二人は指名されなくても大声で質問を繰り返し、東山さんや井ノ原さん、弁護士がそれぞれその質問に答える場面があったのを確認したため、最初の原則に則り、二度と指名はしないことにしました。ただ、厳しい質問をする方を避けようという思いは全くなく、とにかく偏り無く、端的に進行していくという一点に仕事の目標を置いていました」
「顔を覚えられなくなってきた」と発言し、リストに沿って進行していたのではないかと指摘されていたことについては…。
松本和也氏のコメント：「この発言は、一度指名した方を指名しないよう、覚えていなければならないのに、それが判別しきれなくなったという意味でした。決して、リストに載っていた顔が覚えられないという意味で言ったのではないことは、はっきりさせておきたいと思います」
残る謎の一つが、井ノ原氏の指摘にもかかわらず、会見当日、なぜリストが持ち込まれたのかです。FTI社は6日新たに、こう回答しました。
FTIコンサルティング：「担当者の一人が会見当日の午前中、顔写真入りのNGリストを新たに作成して、司会や現場のスタッフに配布しました。ジャニーズ事務所様に相談などしておらず、弊社の独断でした」
「NG」といっても、“会見では指名するつもりで作った資料”だといいます。
FTIコンサルティング：「担当者としては、司会に指名させないという意図ではなく、会見のテーマに関係する質問から先に受け付ける趣旨で作ったのですが、安易に『氏名NG』（原文ママ）などという、不適切な表現を使ったものです」
所属タレントからは、名前を変更する意向を示すグループも出てきています。ジャニー喜多川氏が命名したという『SexyZone』。メンバーの一人、中島健人さんは、SNSでこうコメントしました。
中島健人さんのインスタグラムから：「これは1つの成長だと感じてます。やっぱりね、海外でも驚かれるのよ。セクシーゾーンって。ただ、アイドルであることに変わりはないからね！」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
