マイナポイント駆け込み急増 便乗して…“悪質詐欺メール”横行 総務省が注意【もっと知りたい!】(2023年9月26日)
最大2万円分を取得できるマイナポイントの申し込み期限が今月末に迫るなか、これに便乗した詐欺メールが横行し、総務省が注意を呼び掛けています。
■「約2000万人が申し込んでいない状況」
東京・港区役所に設けられたマイナンバーカードの申請をサポートする支援ブース。マイナポイントの申請の締め切りが今月末ということで、港区役所では相談件数が増加しているといいます。
港区 個人番号カード交付申請担当 辻剛久係長:「先月の倍ぐらい、マイナポイント申請で来ています。(これまで)大体1ブース平均15件、10~15ぐらいの方がマイナポイントの申請に一日で来ていたが、9月の2週目過ぎてからは30件超える」
今年2月末までにマイナンバーカードを申請した人は、最大2万ポイントがもらえます。しかし、申込期限は30日までです。
松本剛明総務大臣(当時):「2月末までにカードを申請して、マイナポイントを申し込みできる方のうち、7000万人を超える方にはお申込みをいただいていますが、約2000万人の方がお申込みをしていないという状況」
いまだ2000万人がマイナポイントを申し込んでいない状況だといいます。
■詐欺メール…個人情報が悪用される恐れ
申請期限が差し迫るなか、急増しているのが、マイナポイント事務局をかたった悪質な詐欺メールです。
詐欺メールの文章を読んでみると、特に誤字脱字などはありません。しかし、有効期限を見てみると、9月31日まで。9月は30日までのため誤りです。さらに、その下の赤字で書かれている「マイナポイントの申し込み方法です?」というふうに、言い切る形ではなくて、なぜかこちらに質問を投げ掛けています。
ぱっと見は総務省のロゴが使われ、本物と見間違えるような作りですが、よく見ると、おかしな日本語やあり得ない日付が記載されています。
さらに、記載されているURLにアクセスすると、総務省のホームページに似せたサイトに飛びます。
詐欺メールと気が付かずに、申し込みのリンクに飛ぶとメールアドレスや氏名、住所、クレジットカード情報などの入力を求められ、個人情報が悪用される恐れがあります。
辻係長:「まず、マイナポイント事務局や区が、そういったメールを送ることはないので、まずメールを開かない」
総務省も「総務省や市区町村の職員、その関係者が個人情報の確認、金融機関の口座番号や資産の情報などを伺うことはない」と注意を呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2023年9月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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